2007年9月4日火曜日

トモダチ問題

古文の授業で、”こども”は昔、複数形だったと習った。
一人だと ”子” 複数人いると ”子・ども” というわけだ。
今では1人でも、「こども」と言うから、もう、「こども」の意味は
大人でない人間という意味に変化したというわけ。

そうだとすると、”ともだち”はどうなるのだろう。
私たちは普段、”ともだちできた?” ”ともだちいる?”などと聞くとき、
複数か単数かあまり考えていない気がする。

複数人の”友達”を”友達たち”というのもヘンだ。


かといって、1人の友人の事を”友”というと、
男の友情的(”強敵”と書いて「とも」と当てる感じになるし。

私としては、このトモダチ問題には仮説が3つ挙げられると思う。

1)「ともだち」に関しては、現在まだ言葉として流動的で、定まっていない

2)友達が1人と言うのもサミシイ話だから、慣習として一人でも友達と言っている

3)自分+友=2人で複数となり、「友達」ということである

さて、真相はどれなんでしょう?