俺は走りにこだわりたいから、やっぱミッションがいいな。
イヤー、渋滞で楽だし、オートマでしょ。
・・・のような会話を耳にする事がないだろうか。
自動車の変速方式に関する言い方で、
AT=オートマ
MT=ミッション。
これが適切な言い方でない事にどれだけの人が気づいているだろう。
いきなりで結論だが、変速機構の事をトランスミッションといい、
それが自動の場合を、オートマチック・トランスミッション=AT、
手動の場合を、マニュアル・トランスミッション=MT、と、言うのである。
MTは今やほとんど見かけませんね。クラッチを踏んで、シフトレバーを
動かすアレです。最近までタクシーはMTが残っていたが、
今やタクシーもAT。
MT車は一部のスポーツ車か、軽トラみたなのに限られている感じ。
で、自動=オートマこれはまあいいとしても、手動=ミッションとはどうか。
”ミッション=変速装置”はどの車にもあるのに。
また自称”走りにこだわる”人がおかす間違いと言うところも、滑稽である。
ここまで指摘すると、そんなこと言っても、MTはMittionの事じゃないの?などと、
さらに傷口を広げる人もいて面白い。
マニュアルのMとトランスミッションのTで、”MT”なのに。
・・と、ぶつぶつ言っても状況は改善されないので、私が新しい略称をば、
考えてみた。
MT=マニュトラ、AT=オートラ、というのはどうか?
・・・・なんかモッチャリしていてよろしくないですね。オートラは酔っぱらい運転みたいだし。